ご利用をお考えのご本人・ご家族のみなさまへ- 特定非営利活動法人もちもちの木

特定非営利活動法人もちもちの木

求人情報 介護離職相談 介護事業所

ご本人・ご家族のみなさまへ

ご本人・ご家族のみなさまへ
ご本人・ご家族のみなさまへ

このようなお悩みはありませんか?

一人暮らしに不安が出てきた
老老介護で困っている
ご家族の認知症が疑われる
認知症の診断を受けた

区切り線

申し込みまでの流れ
申し込みまでの流れ

地域コミュニティとデイサービスとグループホームをかけ合せて…

もちもちの木は、どこにもない自由度の高い多様な暮らしを
デイサービスやグループホームにおいてデザインしています。

介護福祉士イラストその人の暮らしを支えるために介護福祉士イラスト

介護福祉士イラストその人の暮らしを支えるために


区切り線

デイサービス

 居宅介護サービスの中でもデイサービスは利用時間が長いため、利用者さまの細かい生活行為などを十分に観察することができます。

もちもちの木のデイサービスでは、本人や家族の心に寄り添いながら「セルフケア力」と「家族介護力」のバランスに配慮し、自宅の動線や環境に合わせて、小さな生活行為の動きを計画しアプローチいたします。
利用者さまの日常の暮らしの小さな変化を、感性と専門的な読み取りで受け止め情報共有し重度化を回避しています。
さらにアプローチの効果を日々評価し、修正・継続を繰り返し改善を図っていきます。そして、今の暮らしを継続するためにどうしたらよいかを具体的に工夫し提案をいたします。

とくに認知症の方は入院等の環境の変化で意欲が著しく低下することがあります。入院の期間は短い方が望ましいため、早期退院後の受け入れのご相談にも応じております。

今後も増え続ける独居の高齢者を支えるために、もちもちの木では変化していく家族の暮らしにフレキシブルに対応し、経過や体調の変化などの細かな情報を家族・医師・ケアマネージャー・他事業所等に同時に発信・ 連携することで、暮らしの安定と改善を図り在宅生活を支えます。

事例1

デイサービスを利用しながら最期まで自宅で家族と一緒に過ごされたケース

Aさん 70代 女性 要介護5 重度のアルツハイマー型認知症

専業主婦だったAさん。認知症と診断され、介護サービスを利用しながらご主人と2人の娘さんの支えで在宅生活をされていました。
数年後、介護を受ける時に大きな声を出したり、暴れたりするようになり、デイサービス土橋のおうちに相談がありました。これは、認知症ケアが不適切に行われていたことで起こる行動・心理症状の一つと考えられます。
デイサービス土橋のおうちでは、スタッフ全員で「なぜ抵抗するのか?」「どうすれば本人が大声を出さなくなるのか?」などを何度も話し合い、本人の気持ちに寄り添いました。優しく視線を捉え、本人のタイミングを待ち、本人の持っている力を引き出すようなケアの方法により、抵抗や大きな声は減り、スタッフとの信頼関係も築くことができました。

しかし嚥下機能が低下し、口から食事をすることも難しくなり、誤嚥性肺炎を発症、入退院を繰り返すようになりました。退院前のカンファレンスでは医師から入所をすすめられましたが、家族は自宅で最期まで支えることを決断されました。

そこで週3回デイサービスを利用されながら、訪問医療の医師、訪問看護の看護師とともに連携を図り、看取りケアを行うことになりました。ご主人や娘さんには、食事内容や食事形態など、本人の体調変化に応じた自宅でのケアの方法やコツを指導し、自宅でもデイサービスでも統一したケアの体制をとっていましたが、次第に栄養や水分が摂れなくなっていき、半年後、家族に見守られながら自宅で静かにご逝去されました。

このように、重度になっても本人・家族とともに、医療サポートも含めワンチームとなり、デイサービスで最期まで本人らしい暮らしを支えることができました。
看取りケアに正解はありません。私たちは、ご本人はもちろん、遺されたご家族の気持ちが少しでも軽くなるような関わりを目指しています。

グループホーム

 もちもちの木のグループホームは1ユニット9名です。
小さなグループホームでありながら併設したデイサービスや地域交流スペースがあり、常に地域に開かれています。

地域交流広場ではさまざまな集いがあり、ご家族もご本人も一緒に楽しめます。
またグループホームでは可能な限り最期までホームで過ごしていただけるように、在宅医療や訪問歯科、訪問看護等と連携して、ターミナルケア体制を整えております。

事例2

グループホームに入居されているPさんのケース

Pさんは近隣の集合住宅にお住まいでした。
ご主人が亡くなられ1人でいることができなくなりました。ご家族も今はお孫さんのみになり、当法人のグループホームへ入居されました。

最初は環境になじめず何度も自宅に帰ったり、帰っても寂しくて不安定な日々が続きました。歌が大好きなPさん、現在は、職員と一緒に毎週電車に乗って、古田のおうちのカラオケサークルに通っています。

このように、自由度の高い多様な暮らしをデザインでき、
普通の暮らしを続け自分らしく生きていくことができる。その秘密は…

 長年、もちもちの木では地域コミュニティ支援事業を通して地域住民とのつながりを築いてきました。だからこそ、

*多世代コミュニティのゆるやかな関わり
*カフェやランチ会など介護予防の集い
*退院後の生活行為向上の専門的アプローチ
*認知症の症状の緩和と安定

 などを、3つの「おうち」でデザインできるのです。各事業所に併設されたコミュニティ活動は約20種類、ボランティアなど地域活動者数はコロナ禍以前の令和元年度実績で年間延べ7,000人に上ります。

介護福祉士イラスト若年性認知症の方へ介護福祉士イラスト

介護福祉士イラスト若年性認知症の方へ

65歳未満で発症する「若年性認知症」。発症の平均年齢は51.3歳。そのうちの3割は50歳未満で働き盛り。現在は全国で約3万8000人いると言われており、男性患者が女性患者より多くなっています。

独身世代はもちろんのこと、育児世代の発症は、就労問題や子供の養育、親世代と配偶者との複数介護の発生など、経済的、心理的負担が大きくのしかかり、先の見えない不安は大きくなっています。にも拘らず、若年性認知症取り巻く環境は整備不足で、介護保険適用の「グループホーム」や「小規模多機能型居宅介護」などの施設サービスの多くは高齢者向けであり、若年性認知症を想定したものにはなっていないのが現状です。

その人の家族構成によって極めて個別性の高い支援が求められる「若年性認知症」の受け入れを、もちもちの木では積極的に行っています。もし必要であれば、若年性認知症の方が働きながら介護を受けることもできます。社会に積極的に参加できるよう、高齢者とは一線を画した “仕事につながる活動” も一緒に模索していきます。

一部参考:みんなの介護(https://www.minnanokaigo.com)
出典:若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究 厚労省
(http://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=200821015A)

地域から考える新しい介護のカタチ
あなたの好きな暮らし方を一緒にデザインしてみませんか?


所在地

土橋のおうち(デイサービスは火曜定休日)
〒730-0854広島市中区土橋町5−35
082-294-9346(TEL)
082-294-9328(FAX)

古田のおうち(デイサービスは土・日曜定休日)
〒733-0873 広島市西区古江新町8−32
082-272-2701

庚午のおうち
〒733-0822 広島市西区庚午中1丁目9-11
082-294-9346(代表)

先頭へ戻る先頭へ戻る