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劇団員との両立 文化活動支援員 澤さん


スタッフボイス ― Case4

ライフスタイルを維持。劇団員との両立

スタッフ澤さん デイサービス古田のおうちで短時間正職員として働く文化活動支援員の澤雅展さん。京都を拠点に全国活動をしている劇団「烏丸ストロークロック」の役者としても活躍しています。

劇団の広島公演の際に、演劇関係者から「もちもちの木で『文化活動支援員』という職種の求人がある」と聞き、自身の経験を生かせる上に演劇も続けられ、自分のライフワークを崩すことなく働ける、ということで法人への就職を希望したといいます。
舞台での澤雅展さん 普段の仕事内容は、利用者さんの話し相手や遊び相手などのレクリエーションがメイン。介護の仕事とは違った角度からのコミュニケーションで利用者さんの楽しみを引き出す役割をしています。

かねてから劇団の企画運営などを行ってきた澤さんは、ある認知症の利用者さんが語り部として活動していたことを聞き、その経験を生かしてもらおうと「戦争証言の会」を企画しました。利用者さんと何度も事前にやり取りを重ねて、話し方の癖や語り口を理解し構成を組んだといいます。
同会は、ケアマネや医療関係者など近しい人たちを招いて開催され大変好評でした。しかし、当日に緊張しすぎてガチガチになっていた利用者さんを見て、「改善の必要があると感じた。今後は利用者さんにとって負担の少ない座談会のような形式で、リラックスした状態で話せるような会を企画したい」と話します。

 

地域の方たちと利用者さんとの交流を増やし、まだある「認知症」の誤解を解きたい

スタッフ澤さん 今後の支援員としての活動企画では、古田のおうちで開催されている地域活動(の方々)とデイサービスの利用者がもっと交わるような機会をつくっていきたい、という澤さん。
「そうするとことで地域の人にも、もっと認知症のことを理解してもらえる。世の中にはまだまだ認知症に対する誤解があると思う。『認知症』というのがごく自然なこと(普通のこと)だと周知していきたい」と語る、澤さんの今後の活動が注目されます。

2019年8月末現在

澤さんの所属する劇団はこちら☞ 烏丸ストロークロック

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